「歌ってみた」人こそStudioOneにすべきと思う理由②

StudioOneシリーズ2つ目です。今回はMelodyneについて。


〜Melodyneとの連携〜


さて、前回のブログにも書いたとおり、StudioOne ProfessionalにはMelodyne Essentialが付属します。
MelodyneはAutoTuneに並ぶピッチ補正ソフトとして有名ですが、この機能限定版が付いてくるのです。

そして、このMelodyneですが、本来はプラグインを立ち上げた後に、実際にトラックを再生してMelodyneに読み込ませてあげる必要があります。
少しならそれほどでもないですが、修正が沢山ある場合はものすごく手間です。

しかし、StudioOneの場合、これがワンボタンでできてしまいます。(私の場合はキーをCtrl+Mに設定しています。)
ポンとキーを押すだけで対象のリージョンをMelodyne化できてしまうので、ピッチ補正が本当に楽です。
使わないにこしたことはないとは思いますが、クオリティを上げるうえでは、今や必須のソフトなので、「歌ってみた」をしてる方にこそ試してもらいたいです。
自分がどれだけ音を外したかも分かりますしね。

ただ、決して下手な歌を上手くしてくれるものでもないので、そこだけは要注意です。
歌の上手さは、ピッチ以外のファクターも多いですから。


このMelodyneとの連携ですが、今となっては、SonarやTracktionも同様の機能を備えていますし、他のDAWでも独自のピッチ補正ソフトを付属させているので、StudioOneが特別かと言うと、そうでもなくなってきました。
ただ、価格と機能を見た時に、やはりStudioOneが手に取りやすいと思います。


そして、Melodyneもご多分にもれず、セールをします。
だいたいEssentialからEditorへのアップグレードが$149くらいだったと思いますので、StudioOneと合わせると、およそ3万円ちょっとでDAWとピッチ補正ソフトが揃うわけです。
CubaseやSonarは最上位版で6万円前後ですので、だいぶ安く感じますよね。

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